2019年5月29日水曜日

エンジニア製極細ピンセット「PT-05」レビュー

針のように細い精密ピンセット

ピンセットマニアなので我が家には必要十分以上のピンセットがありますが、また一本増えました。ピンセットはホーザン製を買うことが多かったのですが、今回は初のエンジニア製です。ググっても全然出てこないので、使用感でも書こうと思います。
形状としては「極細タイプ」のピンセットで(型番はPT-05) 、この商品です。1本1000円と高級です!

実際のところ、買ったのは1ヶ月ほど前(アマゾンのタイムセール祭りでちょっと安かったとき)です。セールだったという理由と好奇心だけで当時はポチりましたが、この度、栽培しているサボテンに牙を剥かれるアクシデントがあり、図らずも優秀さを身をもって体感したので書き記すことにしました。

外観


購入前にググってもパッケージ画像が全然出てこないので、てっきりパッケージがないタイプかと思っていましたが、普通にありました。


型番やメーカー名はシールで貼ってあります。ホーザンのはレーザー刻印なので、比べるとちょっと残念。

使用感

精密ピンセットで何よりも大切なのは噛み合わせです。特にこのピンセットは先が細いので心配していましたが、まさしく「寸分の狂いもない」という感じでした。
材質はステンレス製で、ネオジム磁石に僅かに反応します。仮に磁化したところで気になるレベルではないとは思いますが。ちなみに根本の溶接部はめちゃくちゃ磁石に反応します。
ステンレスの剛性は十分で、「先端が上下によれて、挟んでいたものが吹っ飛ぶ」みたいなことは、試した限りではなさそうです。
はさみ心地はとても軽い印象を受けました。ホーザン製の普通の400円ほどのピンセットを持っていますが、これと比べても明らかに軽いです。かと言って軽すぎるということもなく、なかなかに適度な強さだと思います。

vs サボテンのトゲ

この度、サボテンのトゲが右手に刺さる絶好の機会に恵まれ、せっかくなので、とげ抜きではなくこのピンセットで抜いてみました。
トゲは刺さったあとに折れており、表面に見えている部分は0.2mm程度でした。利き手とは反対の手の操作になりますが、一発で掴み取り、一発で抜くことに成功しました。とげ抜きと違って患部がある程度見えるので圧倒的に使いやすかったです。ちなみにトゲの全長は0.8mm程度でした。

他社の極細ピンセット

類似品としては、ホーザン製の先細ピンセット(P-881)500円程度と半額近くです。私も購入前に両者の違いをかなり調べましたが、さっぱりわかりませんでした。ピンセットなんてそう消耗するものでもないので、奮発して高い方を買ってみました。
P-881は買っていないので機能面の比較ができませんが、値段を考えるとそっちでも良いかもしれません。あっちはレーザー刻印っぽいし。とはいえ少なくとも今回のエンジニア製のピンセットは、高いだけのことはあり性能面では十分です。

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