2024年4月13日土曜日

不安定なCATVネット回線にTVブースターをつけたら解決した

CATVインターネットの品質の悪さに苦しむ

 新居に引っ越してインターネットがCATVになりました。公称320Mbpsで、調子がいいと下り150Mbps程度は出るのですが、調子が悪いと数Mbpsの大惨事になります。しかも大抵調子が悪いのです。ベストエフォートとは何ぞやのまさに桁違いの遅さ。公称の1/100は流石に何かがおかしいと思われます。自力解決がモットーなので、おま環を否定すべく1週間くらい悩みましたが解決には至らず。
 

マイ環境


 極めて普通の取り回しと思われます。壁面にF型端子(TV端子)が1つしかないので分配しています。同軸ケーブルは5Cの安心感のある太さで、分配器含めてHGWについてきたCATV対応品です。
 HGWはHG100R-02JGという型番のルーター付きモデルですが、自前のルーターを使いたいのでBridgeモードにしています。
 

TV信号が…ドロップする!

 普通に使っていると気が付かなかったのですが、スピードテストでネットワークに負荷をかけるとTVの信号強度が激減してドロップしまくります。いつもは地上波32dBくらいあるのに12dBくらいまで落ち込み、万単位でDropが発生します。
 HG100R-02JGのお行儀が悪すぎるのか、新居の電波強度がクソ雑魚なのかは知りませんが、ドロップまみれの録画は到底看過できないので早急に対策しないといけません。

UHFブースター購入

 信号強度で困ったことがなかったので今回の対策として有効なのか分かりませんでしたが、録画失敗は死活問題のため迷わずブースターの購入を決めました。とりあえずインターネットの不調は忘れてUHF帯(とBS/CS帯)のブーストをすべく、マスプロのEP2UBCTRという製品をAmazonにて7000円台でポチりました。
 安いブースターは雑音含めて全ての信号を増強しますが、この製品はUHF帯(470-710MHz), BS/CS帯(1032-3224MHz)だけを増強し、それ以外のVHF等を透過しません。CATVインターネットの帯域は上り10-60MHzで、下りも70MHz~なのでカットされます。ゆえに取り付けるのはTVの直上になります。さもなくばネットに繋がらなくなります。
 今回は原因が信号不足か雑音か分からなかったため、周波数帯域選択的に増強できる性能の良いブースターにしてみました。 地上波のみならず衛星波(しかも4K対応)も対応しているのでオールマイティに使えると期待して。

NEWマイ環境


 ブースターの位置は分配器の後段になります。これだとインターネットは影響を受けずTVの信号強度だけ改善するはずですが…

全て解決!!

 インターネット回線に負荷をかけてもTVの信号強度はびくともしなくなりました。これだけでも嬉しいのですが、なんとインターネット通信速度も劇的に改善しました。調子がいいと200Mbps程度、悪くても100Mbpsは維持できるようになりました。原因ははっきりしませんがブースターのみでQOLは爆上がりしたのでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿