無料オンラインストレージ
GoogleDrive, OneDrive, Dropbox などは言わずもがなで有名ですが、検閲されているとかend-to-endで暗号化されていないとか、必ずしもセキュリティが高いとは言えません。かつてはTresoritやSpiderOakなどが高セキュリティで有名でしたが、いずれも無料でのサービスを廃止してしまいました。そこで今回、センシティブなデータの保管ややり取りに際し、非常に有用なオンラインストレージサービスを試してみたのでご紹介します。
※ちなみに強力な暗号化といえば OneDrive のVaultが最近使えるようになりましたが、あれは無料では制限があったり、Vaultに入れたものは共有できなかったりするので今回は見送りました。
Sync.com
end-to-endの暗号化や、パスワードの設定に対応している無料のオンラインストレージです。初期容量は5GBですが、手順を踏めば7GBから始めることができます(2019/11/30現在)。その他の特徴としては以下のようなものがあります。
- ブラウザのみでの使用が可能(PCにソフトウェアを入れてファイル同期しなくてもいい)
- 共有リンクにパスワードをかけることができる
導入
こちらの紹介リンク経由でアカウントを作成すると、お互いに+1GBされます(標準で5GB)。こちらに情報が渡ったりなどはありませんので、よければご活用ください。+1GBなどいらないという場合は普通のリンクよりどうぞ。アカウントはメールアドレスとパスワード程度の情報で作れます。
作り終わると、以下のような画面が出ると思います。
もし出ない場合は https://cp.sync.com/account/getstarted に飛んでください。
これらのミッションのうち5つをこなせばさらに+1GBされます。ミッションと言っても数分でできるので、操作確認がてらやると、容量も増えて使い方もわかって一石二鳥です。
私は以下のような感じで5つこなしました。この組み合わせだとブラウザのみでの操作で達成できます。
- e-mailのverify: 登録メールアドレスに確認が届いているはずなのでverifyしましょう。ミッションとか以前にやらないとダメなやつです。
- syncにファイルを置く: Filesメニューから適当にアップロードすればOK
- フォルダを共有: NewFolderで適当に作ってShareボタンから共有
- セキュアなリンクを作る: 上のとかぶってる気がしますが、共有リンクを作ればOK?ダメならmanege linkボタン押してlink settingsからパスワードを設定してみる。
- パスワードヒントを設定: このパスワードはファイルのパスワードではなく、アカウントのパスワードです。Account settingsのSecurityからPassword hintを設定しましょう。
確認のために Account settings から容量を見てみると7GBになっていました。
まとめ
ミッションをこなせば大体の操作は分かったと思います。ブラウザのみで操作できるので、ファイルの保管やシェアにも使いやすいサービスです。私は使用していませんが、PC版やスマホ版もあるようなので、ローカルファイルのバックアップとしても使えるようです。
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