2019年11月30日土曜日

無料で高セキュリティのオンラインストレージ「Sync.com」


無料オンラインストレージ

 GoogleDrive, OneDrive, Dropbox などは言わずもがなで有名ですが、検閲されているとかend-to-endで暗号化されていないとか、必ずしもセキュリティが高いとは言えません。かつてはTresoritSpiderOakなどが高セキュリティで有名でしたが、いずれも無料でのサービスを廃止してしまいました。
 そこで今回、センシティブなデータの保管ややり取りに際し、非常に有用なオンラインストレージサービスを試してみたのでご紹介します。


※ちなみに強力な暗号化といえば OneDrive のVaultが最近使えるようになりましたが、あれは無料では制限があったり、Vaultに入れたものは共有できなかったりするので今回は見送りました。

Sync.com 

end-to-endの暗号化や、パスワードの設定に対応している無料のオンラインストレージです。初期容量は5GBですが、手順を踏めば7GBから始めることができます(2019/11/30現在)。

その他の特徴としては以下のようなものがあります。
  • ブラウザのみでの使用が可能(PCにソフトウェアを入れてファイル同期しなくてもいい)
  • 共有リンクにパスワードをかけることができる
特に2つ目が便利で、相手の手間を考えてzipファイルにわざわざパスワードを掛けるほどでもないけどダウンロードに制限を掛けたい場合などに手軽に使えます。axfcみたいなやつです。

導入

こちらの紹介リンク経由でアカウントを作成すると、お互いに+1GBされます(標準で5GB)。こちらに情報が渡ったりなどはありませんので、よければご活用ください。+1GBなどいらないという場合は普通のリンクよりどうぞ。
アカウントはメールアドレスとパスワード程度の情報で作れます。

作り終わると、以下のような画面が出ると思います。
もし出ない場合は https://cp.sync.com/account/getstarted に飛んでください。


これらのミッションのうち5つをこなせばさらに+1GBされます。ミッションと言っても数分でできるので、操作確認がてらやると、容量も増えて使い方もわかって一石二鳥です。

私は以下のような感じで5つこなしました。この組み合わせだとブラウザのみでの操作で達成できます。

  • e-mailのverify: 登録メールアドレスに確認が届いているはずなのでverifyしましょう。ミッションとか以前にやらないとダメなやつです。
  • syncにファイルを置く: Filesメニューから適当にアップロードすればOK
  • フォルダを共有: NewFolderで適当に作ってShareボタンから共有
  • セキュアなリンクを作る: 上のとかぶってる気がしますが、共有リンクを作ればOK?ダメならmanege linkボタン押してlink settingsからパスワードを設定してみる。
  • パスワードヒントを設定: このパスワードはファイルのパスワードではなく、アカウントのパスワードです。Account settingsのSecurityからPassword hintを設定しましょう。
終わったらClaim rewardボタンを押しましょう。+1GBしたよ!メッセージが上に出ます。

確認のために Account settings から容量を見てみると7GBになっていました。



まとめ

ミッションをこなせば大体の操作は分かったと思います。
ブラウザのみで操作できるので、ファイルの保管やシェアにも使いやすいサービスです。私は使用していませんが、PC版やスマホ版もあるようなので、ローカルファイルのバックアップとしても使えるようです。

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