2023年2月5日日曜日

HyperX Alloy MKW100 RGB レビュー

赤軸キーボード

 HyperX Alloy MKW100 RGB がAmazonタイムセール祭りで安かったので買ってみました。青軸にも飽きたので今回は赤軸で(赤軸も過去に使ったことありますが)。
 HyperXなので無名中華キーボードと違って作りも期待できますし、なんと2年保証もあります。
 

特徴

 公式サイトはこちら。特徴の抜粋と公式未記載の情報を箇条書きにします。
 
TTC赤軸 - BOXタイプでTTC公式を見る限りサイレントタイプと思いますがHyperXでは言及なく自信なし。
 
RGB - すべてのキーにRGBLEDが搭載されており任意の色にできます。固定色のなんちゃってRGBではありません。
 
パームレストつき - プラスチックの板がつけられます。硬いのでクッションタイプを持っているなら不要です。
 
英語配列 - 個人的には英語配列一択なので。
 
フルサイズ - テンキーつき。テンキーは必須だと思っているので。
 
前面アルミ製 - 前面はアルミ製、裏面は樹脂製です。
 

使ってみて



 赤軸ですが、赤軸の中でも軸が安定していて非常に打ち心地が良いです。横長キーもスイッチ左右のサポート材が入っており、どこを叩いても安定して入力できます。キーキャップはマット調ダブルショットです。
 

 RGBLEDの光り方は公式ソフトウェアでPCから制御もできますが、単体でもプリセットが複数あり、ソフトウェアなしでもある程度は変更できます。フリッカーは全く気になりません。
 

しかもこれ、手前の部分に横長半透明プラスチックが埋め込まれており、ここも光ります。


そしてFxキーと数字キーの間にも透光性があって、Fxキーの前面を照らしてくれる心憎い設計です。

 
 さてここでRGBに関して残念なお知らせです。うちはデスクトップが複数あるのでKVMスイッチで切り替えています。このキーボードもKVMスイッチに繋ぐわけですがRGBを中等~最大光量にするとかなりコイル鳴きします。キーボードが。先に言っておきますが、普通にPC直刺しならコイル鳴きはないので、通常使用する人には関係ない話題です。
 コイル鳴きの原因は明らかで、KVMスイッチは異なるPCの5V電源ラインを統合する際に逆流しないよう、ダイオードを通常挟んでいます。この際に順方向の電圧降下が必ず起こってしまい、電圧降下の小さいショットキーバリアダイオードでも0.5V程度は落ちてしまいます。つまりこのキーボードは最大でも4.5V程度で駆動されるわけです。想定より低い電圧で電流を流そうとすると不運にもスイッチングアダプタ系が発振するようです。コイル鳴きは個体差もあると思いますが、通常電圧では鳴かないので交換とかはせずこのまま使うこととします。最低輝度だと低電圧でも鳴かないし。
 
ケーブルは布巻きです。キーボードの中央部から出ており、変更はできません。 
 
チルトは1段ですがゴム足なので滑りません。

ゲーミング謳っているだけあってNKROっぽいです。少なくとも16キー同時押しまでは確認しました。

総評

HyperXから出ているにも関わらず廉価でかつ作りが良いです。
打ちやすい赤軸ライティングも美しく満足度は非常に高いです。
ただし英語配列であり、KVMスイッチを使う予定の人は注意してください。
 

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